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紹介 |
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今まですべてインタビューした絵師さんは自分だけの長所が持ちます、今回のだいんさんにもそうです。あんな墨風絵柄は格好良い過ぎで、心まで震えます。絵柄の部分はもはや満点です。これだけではなく、凛々しくて美しい人物、華麗の背景、迫力が出れる構図、技術でも負けないくらい立派な表現。これのおかげで、依頼は次々に来ます、そして機会を乗って、高いレベルの作品を作ります。これが繰り返す、読者や観客たちはすばらしい絵を見えます、もはや好循環でしょう。好きな絵師さんは目でますます強くなる、ファンにとって最大の幸せと思います。やるな!
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インタビュー |
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2011/9/19 |
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イントロ |
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まず読者に挨拶しよう。
はじめまして、こんにちは。だいんと申します。東方projectの二次創作をメインにイラスト、漫画を描いております。他に二次創作やオリジナルなども描いています。説明等などの文章力が足りないですが、よろしくお願いします。
どうして『だいん』、このペンネームを使用するのか?
別のジャンルで活動する用の公開してないペンネームもあったのですが、同じペンネームを使いたくなかったため、小学校時代から親しい友人のあいだのニックネームが「だいこん」でしたので、そこから一文字引いて「だいん」となりました。特に理由はありません。なんとなく決めたペンネームですが今は気に入ってます。
HPの名は「RA RADISH」、この名を付けるの理由はなんですか?
RADISHはニックネームの「だいこん」を元にしてます。RA(ラー)はエジプト神話で太陽神の事だそうです。「RA」の下で絵の修行を頑張る「RADISH」・・・という自分でもよくわかりません。と言うのは後付けでRADISHだけですと寂しかったので、またまたなんとなく付けました。
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イラスト製作 |
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使用ソフトはSAI、Photoshop(色調整に使います)です。ラフを描きます。
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ラフを描きます。手前、妖夢で奥が幽々子です。サイズは7000x4900pixelくらい 解像度600dpiです。もう少し大きくしたいのですが、動作が重くなりそうなのでやめておきました。
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幽々子の位置を考え直して変えました。下書きを描いていきます。少し描いては縮小して全体のバランスを見たり、じっくり睨みあっておかしな所を修正していきます。(修正しきれていませんが)
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下書き完成です。
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線画です。特に何も考えずに描いてます。
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鉛筆ツールでパーツごとにレイヤー分けします。
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土台となる色を置いていきます。上から乗算で各レイヤーに紫の影を置いていきます。
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塗っていきます。イラストの描き方によって塗り方が違うのですが今回の塗りで主力となるのは、マーカーツール、水彩筆ツールです。作業の流れとしましては、「新規レイヤー」→「下のレイヤーでクリッピング」→色を重ねるように塗り→「下のレイヤーと結合」の繰り返しとなります。前に塗った色を残しつつ、新しい色を重ねて置いていくかんじです。
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繰り返し塗っていきます。
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・・・途中で気が変わりました。墨風の線画で仕上げたいと思います。
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どんどん黒を描き込んでいきます。
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描き足していきます。
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色パーツレイヤーを結合して、線画に合わせて色味を変えます。
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黄茶っぽい色を乗算で更に落ち着いた色にします。
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塗っていきます。ここからは画材効果の水彩境界を多用していきます。
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線画レイヤーを複製して、薄い色にします。
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重ねて適度に不透明度を下げます。
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不用な、はみ出しなどないか背景に色を置き確認しながら作業を進めます。
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Photoshopで色調整します。
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線画レイヤーと色レイヤーを結合して、目と唇に光を入れます。
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全体を見直して・・・
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オーバーレイや、乗算で色を整えます。上下を描き足して完成です。
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漫画製作 |
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「鳥かごの少女たちのロンド 下巻」の1ページです。
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1 |
ネームを描きます。この画像はノートにボールペンで描いたものをスキャンしてますが、だいたいネームもPCで描いております。使用ソフトはSAIです。
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矩形選択で縦いっぱいに選択し、赤色で塗りつぶします。
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さらに自由変形で細くして、画面に対して縦の直線を1本作ります。直線を複製していきながら、枠線を決めていきます。
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鉛筆ツールで枠線を描いていきます(Shiftを使い直線です)。と同時に吹き出しも描きます。
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下書きをします。この時、効果音や背景などは別の色で描くと線画を描く時わかりやすいと思います。デジタルでは拡大してペン入れをする事が多いです。そうしますと線画を描く時、全体のバランスを見逃すのでなるべく細かく下書きを描きます。
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ペン入れです。鉛筆ツールで描いていきます。ブラシサイズは主線14でだいたい12~16です(人によって筆圧が違うと思いますので参考までに)。ペン入れが終わりましたらPhotoshopで2値化します。その後グレースケールにします。
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トーンです。ComicStudio Pro 4.0に持っていき、トーンを貼ります。(この画像の5コマ目の背景はSAIで描いたものをトーンチェンジャーしたものです)完成です。
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技術 |
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PhotoshopとSAIで絵を描きますね。どうして彼らを選びますか?
同人活動を始めたと同時期くらいにデジタルで絵を描くようになったのですが、その時にSAIと出会って何も不満などなかったのでずーっと使っております。PhotoshopやPainterも触っておりますが、SAIが1番自分に合っておりました。Photoshopは最初、CMYKモードに変換、文字入れるように使っておりました。絵も描こうとしたのですが、今だに使いこなせません。Photoshopの機能を1割も使えてないのが現状です。
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作業環境
上手く整理されてないので絵で勘弁してください。
PC |
Windows7 64bit |
CPU |
AMD AthlonⅡ X4 635 |
メモリ |
12GB |
ソフト |
SAI/Photoshop CS5 |
タブレット |
Wacom Intuos4 PTK-640/Cintiq21UX DTK-2100/KO |
液晶 |
EIZO FlexScan S2431W |
キーボ-ド |
FILCO FKB108M/JB/BELKIN n52te (ゲームパッド) |
プリンター |
brother HL-2140 |
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以後に他のソフトを導入する予定がありますか?
今のところ特に予定はありません。SAIより自分に合うソフトがありましたら導入すると思いますが現状SAIにはとても満足しております。欲を申しますとSAIのバージョンアップをしていただきたいです。
描く技術はどこで勉強しましたか?
本格的に勉強するきっかけとなったのは、美術高校に受験するため中学3年の時、絵の塾で本格的に勉強したのが最初です(デッサンだけ)。塾での勉強が生き希望の美術高校に行く事ができました。高校3年間でデッサンや油彩、水彩、デザイン、造形などのたくさんの基礎を勉強させてもらいました。が、高校説明会の時に「漫画やキャラクター物を描きたい人は、うちには入学しない方がいいですよ」と言われたのをよく覚えております。そういった描き方は、この学校では教えてないという忠告でした。もちろん僕は当時、キャラクターイラストばかり描いていました。描きたかったです。ですが、そんな忠告を無視して入学しました。デジタル的な事は一切習っておりません。
一つ作品はどのくらいの時間で仕上げていますか?
イラストは、2~5日くらいです。物によってはそれ以上かかるのもあります。半分以上はに下書きと線画に時間をかけます。漫画は・・・すみません。あまり把握してません。下書きから考えて、1日で2pくらいだと思います。もちろん、漫画も描く量が多いページなどは平気で時間がかかります。
描いていて、楽しいと思うところはどのあたりですか?
頭の中にある構想が絵という表現を通して形になっていくのが、とても楽しいです。なので自分の思い描いてる絵が、そのままキャンバスに表現出来た時は更に楽しくなります。
大変なところがありますか?
構図を考える事が大変です。と言いますのは、1枚の絵に対してどういう構図がいいか思いついた物をラフで描いていきます。数枚描いてるうちに案がなくなり納得いった構図が描けていない場合、今度はそこから新しい構図を考えなくてはならなくなります。これが毎回、大変です。僕の力不足の点でもありますが。
うお、まさかデジタルでアナログの質感を表現できるなんて、もはや伊達じゃない、凄いね。
ありがとうございます。本当はアナログで描くのが一番良いのですが、デジタルの最大のメリット、簡単に描きなおしが出来る機能に甘えてます。アナログ時代のほうが長いので、どうしてもアナログ感を出したくなってしまいます。墨風に描くのは、タブレットの筆圧の強弱を生かして丁寧に描いております。お気づきの方も多いと思いますが入りは TOKIAMEさんの素晴らしいイラストに影響されています。
そうそう、墨風はもはやトレードマーク、スタイル満点ね。どうやってこの絵柄を見つけて、自分の必殺技になりますか?
きっかけとなったのは、東方求聞史紀でTOKIAMEさんのイラストを拝見させていただいた事です。線がかっこよく、その中にもかわいさがある素晴らしいイラストに心打たれました。自分もこんな風に描いてみたいと思い、SAIで練習しました。そこからいつの間にか出来た絵柄になります。必殺技になってるかどうかはわかりませんが、墨風の描き方はデジタルの範囲内でもっと違う表現にしたりして改良していければと思っています。
イラストはともかく、漫画も作りますね。漫画作る発想はなんですか?
構成力などがないので、1人では漫画は作れないのですが、今後その辺りも勉強していきたいと思っております。同人活動して漫画をはじめて描いたのですが、絵を描くにしましてもイラストとは全然違う技術が必要という事を知り、それが楽しくなって漫画ももっと描きたくなりました。
漫画の作る際、苦労を掛ける部分がありますか?
作業、全部です。ネーム、下書き、線画、トーン全ていつも苦戦しております。最近、苦戦していますのが線画です。デジタルで描いてまして実際に印刷された物を見ると細かったりしまして、それを気にレーザープリンターと液晶タブレットを導入しました。それにより線の太さは狙った線で出力されるようになったのですが、今はどうしたらもっとアナログに近い線画が描けるようになるか日々苦戦しております。
漫画作品として一番印象に残っているのは?
最近ですが、2011年夏コミで発行した「まんじゅうこわい」です。今までと違ってシリアスからギャグの方向で制作したので、絵柄を変えなくてはと苦労しました。
これからどの技法を挑戦したいか?
色の塗り方や多色をあまり使わずに、綺麗に塗り、少ない色で表現する技法に挑戦したいです。わかりやすく申しますと、現在使っている技法とは真逆となりますので、今の自分ではハードルが高すぎて難しいですが・・・。
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知恵 |
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描く仕事中のリラックス法がありますか?
色々ためしてきましたが、一番は音楽を聴きながら作業するのがリラックスできます。テレビやDVDなどの動画などを見ながら作業は出来ないみたいです。どうやら2つの事を同時に出来ないらしく手が止まってしまいます。
スランプの時はどうやって抜け出しますか?
仕事がない時は絵を描く事をやめドライブなどして、色々な物を見ます。そうすると、案が出てきたりして自然と描けるようになっています。仕事中の時はスランプだろうがなんだろうがガムシャラに描きます。ひたすら描きます。
自転車で田舎に旅するとか?
自動車です。そんなにたいそうな物ではないのですが都内で夜、空いてる道をぐるぐるします。本当なら遠出で自然がいっぱいある場所にドライブしたいのですが、最近は夜行性なのであまり遠出できません。千葉~東京の湾岸沿いをウロチョロしてます。
どれだけ睡眠時間と遊ぶ時間を削って絵を描くかです。
これはきっと厳しいでしょうね。これは噂の修羅場モードでしょう。
修羅場の時、ひどい時は4日くらい起きてる時もありました。(絵描きさんの中では普通なのかもしれませんが)でも、連続で作業できるわけもなく集中力も続かないので、できれば徹夜はよくないですね。自分の場合特に、寝ないと作業できないので。
絵を描く際、特に気をつけていることを教えてください。
全体のバランスを特に気をつけています。絵の見え方と言うのかもしれませんが、少し描いては縮小してみたり、離れてみたり、回転させたり自分の絵と睨めっこして、構図や色を修正していきます。簡単に申しますとキャンバスに対してのキャラ、背景の配置です。逆に大まかな部分ばかり見ているので細かい部分はあまり描いてない事が多いです。その辺りが今後の自分の課題と思っています。
描く原則はなんですか?
楽しく描く事だと思います。感情が絵に表現される事が多いので、眠い時や感情が荒ぶっている時はなるべく描きたくありません。時にはそういう状況でしか描けない絵というのもあるかもしれませんが。それは、それで新しい自分を見つけられる可能性でもありますので、結果的には新しい発見で楽しくなってたりします。
楽に絵を描く事は一番ですが、わざと難しい方向で進めればレベルアップでも悪くないね。後者の頻度(わざと難しい方向で進むのこと)はどれくらいですか?
そうですね。自分に難題を押し付けレベルアップさせる事も大切だと思います。あまり意識はしてませんが常に自分の絵に疑問をつけ、問題を見つけ、次回にそれらを改善するよう心がけています。それが簡単に出来るのでしたら苦労はしないのですが(汗
もし依頼は原則を害するなら、対応は如何でしょう?
ご依頼は、描く内容、締め切り、報酬の条件が合えばお引き受けさせていただいております。ですので、新規の場合お引き受けすれば、細かい内容(最低限の情報がないなど)、報酬をお教えします。などの詳しい情報が記載されてない条件はお断りさせていただいております。描く内容は色々なもの、ジャンルを描きたいというのがございますので、普段わたくしが描かないものでもしっかりした内容でご提出していただければお引き受けしております。締め切りが一番難しいと思います。この条件が合わない事が多々ございます。
(たまに飛び込みで期間が短い場合、ご希望のクオリティに出来ない可能性があるものは、その旨をお伝えしてお受けする事もございます。)報酬のお問い合わせはよくいただくのですが、これも難しいです。難しい事は得意ではありませんので、今はご提出いただいた条件が合えばお引き受けしているという形です。
なんの手法でイメージを伝えますか?
二次創作の場合は簡単な構図でラフを描かせていただいています。必要に応じて色彩イメージをつける事もあります。オリジナルの場合、キャラ案をできるだけ詳細に描いて、別に構図案のラフを描かせていただいております。
どんなふうに感受性を身に着けますか?
景色をよく見て何かを感じたり映画を見たり漫画を読みます。最近は写真作品など多く拝見させていただいております。
写真作品ですか、これもいけるね!絵師以外に写真家、素敵です。
僕は資料集めに撮るくらいなので作品にする気はないですよ(笑)人様に見せれるようなものは出来ないので。写真の事は全然詳しくないのですが、見るのは大好きです。絵とは違った素晴らしいリアルの空間を切り取った作品に魅了されています。
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絵のこと |
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自分の絵柄に関しての見解を知らせてください。
自分では、見る人によっては好き嫌いがハッキリ分かれる絵柄と認識しております。あまり固定せず色々な絵柄(かっこいい系やかわいい系)を描きたいと思っています。漫画では、最近あまりリアル風に描かないよう意識して描いてます。リアル風に描きますと表情が難しいというのがありまして。
見事なイラストレーターですが、漫画にも強い表現があるんですね。でもどうして主にイラストですか?
ありがとうございます。小さい頃、イラストという1枚の作品にその作家さんの思いを込めて描かれた表現に心惹かれたからです。主にゲームのポスターです。ゲームセンターに行くとポスターがいっぱい並んでいて、よく見惚れていました。いつか、こんな素晴らしいイラストを描きたいという憧れがあるからです。漫画も、もっといっぱい描きたいのですがストーリーを作る力が足りないので(今までの同人誌は全て話の内容を考えていただいてます)イラストの作品数のほうが多くなっています。
描くキャラの顔はなかなか良い感じですね。「おお!これだ!」なんて、満点でも足りません!
ありがとうございます。顔や表情は、イラストではたいてい最初に目がいく部位なので、常に重視して描いております。鏡を見ないのに描く時はそのキャラと同じ表情になっているという事もあるとかないとか・・・。
そうなのか!なるほど。これじゃ、「永劫残夢」を作る時はきっと堅苦しい顔ですね…おや?これじゃ「ちゅっちゅ合同本」と作る時は…うひひ!?
「永劫残夢」は本当に顔がメインのイラストだったので、とにかく臨場感を出したく描く時は常にとんでもない顔になっていたと思います(笑) 「ちゅっちゅ合同本」の時は・・・しまった! えっと、あの時は・・・ガンバッテカキマシタ。ハイ。
表情と言うと、普通の笑いより、不敵な自信満々とか、冷静なクールとか、このような超格好いい表情をよく出ましたね。この点についての見解を知らせてください。
イラストの仕上がりをかっこいい風にしますと、自然とこういった表情になってしまいます。逆にかわいい系に描く時は普通の笑顔などで描きます。場面によって使い分けしますが、普通の笑いではないほうを描く機会が多いですね。
いつでも鮮麗な色彩を持ちますね。きれい度満点です。
色彩にかんしましては、自分では、ものすごく勉強不足と思っています。狙ったような色が上手く出せなくて毎回、頭を痛めております。
こんないい背景を作るのはきっと苦労をかけるでしょう。
背景はキャラに合わせて描く事が多いのです。でも背景を描くのが苦手でして、画面をどれだけキャラで埋めるか上手く構成させるかで背景を描く負担を軽減させていたりします。
確かに。あ、でももし3Dソフトを使ったら、楽になるかもしれませんよ。
たしかにそういう手法もいいですね。触った事がないのですが自分の中では3Dはすごく難しいと思っていて、なかなか手を出せないです。ゆくゆくは触ってみたいです。
人物を描けるキーポイント一つはポーズです。特の貴方の描く作品、ポーズの変化性は非常に高いし、表現も同じく立派です。最高ですよ。
そうですね。ポーズは、なるべく毎回変化するよう考えています。でないと、描くほうも見るほうもつまらないと思いますので。実際ポーズを考えるのもいつも苦戦しておりまして。アクションフィギュアで色々なポーズを作って研究したりしています。
最近また厚塗りで描きますね、厚塗り久しぶりです。これからの活躍はもっと期待できそう!
厚塗りも、もっとやりたいのですが、自分でイメージしてるものと全然違うものが出来上がるので、ひんぱんにやる勇気がないというのが本心です。簡単に申しますと上手く描けないので僕の力不足です。もっと練習していきたいと思います。
神奈子と諏訪子、二人の神性を見事に見せる作品だね。作るのきっかけはなんですか?
構図の設計経緯を知らせてください。
REDALiCEさんが諏訪大戦をコンセプトにされて、 Tomoyuki "tats" Arimaさんがデザインされたジャケット帯の完成予想図をいただき、それらを元に僕がイラスト案を数枚、考えさせていただきました。その中の2枚となります。諏訪大戦をモチーフに対決CDとの事でしたので、いただいた構図案を元に対決のイメージで構図を絞りだしました。1人ずつの構図で考えたのですが、CDが2枚という事でイメージを各イラストに関連性と繋がりを出したかったので、1枚で見ても2枚同時に見ても対決CDという事がわかるように背景にそれぞれ対となる諏訪子と神奈子を配置しました。
神の神性を出せる方法を知らせて!
自分ではその辺、あまり意識して描いていなかったのですが・・・偉そうな表情にするという事ですかね。キャラ絵でいくら全身をキャンバスに置いてるとはいえ、一番大切なのは顔だと思っています。少し外れてしまうのですが対決や1対1で戦うという場面では、お互い「絶対負けない」「自分のほうが強い」など思って戦っていると想像して描くと、自然に絵に表情が出てきます。大切なのは想像力だと思います。個人的にですが。
作る際、面倒なところがありますか?
背景の構成が大変でした。ラフの段階でだいたい構成は出来ていたのですが、実際本描きに入りましたらごちゃごちゃになり白い部分を適度に2枚同じバランスで残せなく何度も細かい部分を描き直しましたのを記憶しております。
創作感想、ぜひ知らせてください。
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世間話 |
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小学生の時、漫画クラブに入りトレーシングペーパーでコミックボ○ボンのガ○ダムをトレースしてたら、先輩がそれを見て「写してんのにヘタクソだな、線まっすぐ引けてない」など言われ、そこから猛練習した事があります。今思えば、それがきっかけだったのかもしれません。それから自然と絵を描く事が日常の一部となっておりました。
絵を描いてることに対して、友や親戚の見解は?
親戚はわかりませんが、友達はありがたい事に応援してくれてます。
一番好きなキャラは誰ですか?
えーと、好きなキャラはいっぱいいすぎて一人に絞るとなると難しいですね。悩みますが、あえてあげるのであればシティーハンターの冴羽獠です。とにかくやる事全てがかっこいいの一言です。男の僕でも惚れてしまいます。
「たまに筋肉描くかも」と言っていましたね。この発言の真意は?
同人活動を始める前は男のキャラしか描いてなく、格闘ゲームや格闘漫画が大好きで(今でも大好きです)その影響で筋肉キャラしか描いていませんでした。それで、今でもたまに筋肉を描きたくなるので補足説明とさせていただきました。
絵を描く時、「WXY」を考えながら描いていたりしますね。でも女性の場合はともかく、男キャラもそうでしょうか?興味深いね…
はい。男キャラを描く時も「WXY」を考えながら描きます。男性の筋肉のほうが参考になるものがたくさんあるので(格闘家の方の筋肉などの流れがとても参考になります)、描きやすいです。
お?座右のは「崖っぷちと友達」。これはこれは、もっと説明してくれないか?
常に危機感を持たせたいという意気込みですが・・・実際、全然出来ておりません。ただの崖っぷちですと、焦るだけなのですが、そうではなく崖っぷちと上手く付き合う事で集中力や通常より頑張っていたいという願望です。
ドM?ドれくらいでしょうか、ぜひ知らせてください!
何をされても、こちらからは一切、手を出しません。
むむ、ヲタク度は70%、そしてH度は…アレ?インクが付けたのせいで読めないね。
せっかく書いたのにインクがこぼれてしまったようです。残念。
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最後 |
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たくさんの方に自分が描いた絵を見ていただけるという事が1番の幸せです。その中でも少しでも自分の絵を見ていただき楽しんでいただければ幸いです。
絵を描く意味、知らせてくれませんか。
楽しいから描いているので、趣味ですかね。とは別に自分という存在の表現方法の一つとも考えております。少し矛盾しておりますが、自分の絵を見ていただき、たとえ僕が描いたとわからなくても楽しんでいただける方がいらっしゃれば幸いです。
野望を教えてください。
言葉にするのすら恐れ多いのですが、格闘ゲームのキャラクターイラストを描きたいです。
最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします。
言葉足らずでお見苦しい答えもありましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。人見知り絵描きなので、普段あまり話せない事も書けました。恐縮です。vermilion様、ここまで見ていただいた皆様ありがとうございました。
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