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紹介 |
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なかばやし黎明様は絵師になるのは25歳の時です。他の絵師様に比べると、ちょっと遅いけど、傑出した実力は影響されていません。一流の能力を持っていますし、サイコーと同じく熱心を着ています。精密に描き込まれた女の子は強い点、綺麗な背景も彼の優れていることです。女性は美しい身体、ビビッドな姿態を持っています。服や髪や瞳、どの部分でも精巧に作られた。特に瞳、丁寧に磨く宝石みたいな眼光炯々、これが彼の一つ商標です。無論、人物だけじゃなく、他の方面も立派です。青空の雲とか、広大な背景とか、どれでも驚嘆すべき表現がある。
ここで重要な点があります:なかばやし黎明様は先天的に色弱があります。このせいで、色の弁別は一般人より困難です。それでも、なかばやし黎明様が絵師になるのは固執します。率直に言って、彼の色彩に富んだ絵を見たあと、これは色覚障害を持った人が作った作品なんて、信じられません。運命交響曲を聴いたあと、これは耳の聞こえないベートーヴェンが創ったとは同じ、信じられませんです。なかばやし黎明様の精神が私に感服しました。今のなかばやし黎明様は「存分に才能を発揮する大きい舞台」を欲しくて、自分の素晴らしさを皆に完璧で示すの機会を待っています。彼の表現は貴方に取り逃がされない、もし貴方が彼の作品を見ると、彼未来の表現も取り逃がしたくない。
初めてなかばやし黎明様の作品を見る場所はフランスのオンラインショップ「Sir London Fine Boutique」。あそこで作品「精霊の通り道」を見た時、綺麗な景色、緻密な美術感、イメージと雰囲気、どれでも私に感動された。この故に、なかばやし黎明様を皆に紹介して欲しい。もし良かったら、この紹介文で貴方になかばやし黎明様を認識して、彼の知恵を楽しましょう。
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インタビュー |
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2010/8/21 2011/6/6 |
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イントロ |
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まず読者に挨拶しよう。
お初にお目にかかります、日本の片隅でイラストレーターをさせて頂いております「なかばやし黎明」と申します。pixivでは「たまりま7」を名乗っておりますが、あれは昔のちょっとした茶目っ気の名残でございます。
日本の片田舎でフリーのイラストレーターをしています。地元の高校を卒業後、普通に就職。絵の勉強と公言出来るコトは23~25の頃に東京と千葉・埼玉にてマンガ家さんのアシスタントをさせて頂いたコトです。…とは言え、迷惑ばかりお掛けしてとても胸を張って言える様なお手伝いは出来ませんでしたが…趣味は絵を除くと「クルマ」です。ホンダの「ビート」という旧車に乗っています。小さくて、屋根が開いて、すぐ壊れますがそこがなんとも可愛らしいです。あとフィギュアを作ってみたりと比較的多趣味な人間だと思います。ただ最近は絵を描く時間が最優先なのでなかなか他に手が回りません。クセは「(笑)」をよく使うこと。しかしリアルではそんなに「(笑)」なキャラではありません(笑)。あと忘れてはいけないのが誤字脱字(笑)、もはや病気です(笑)。ついでに長文も(笑)。
PN「なかばやし黎明」の由来を教えてください。
昔は本名でイラストレーターをすると決めていました。しかし姓名判断というものをした際、本名の結果があまりにもヒドかったのでお仕事上悪影響を与えないようにペンネームを使うことにしたのです。「なかば」は昔から友達に呼ばれているあだ名。「黎明」は夜明けの意味を含む好きなフレーズで、これから何かが始まるコトを予感させる願いも込めて付けました。「なかばやし黎明」とあわせればなんとなくカタチになりますし。「なかば」と略せば、呼んで頂ける方にとってラクかなと思ったので。自分でもフルで「なかばれいめい」言うのはキツかったりします。
名前「たまりま7」について、貴方が「適当なノリでやってくつもりなので」と言いましたが、これは本当ですか?
Pixivを始めた当時は絵を描く時かなり追い詰めて描いていました。そのせいか絵に「堅苦しい感」があり、目指している方向とは違うなと自分でも思っていました。また「オレのエロい絵はどう評価を受けるのか?」という興味もあったのでの「隠れエロい絵アップ場所」にしてやろうという野望もありました。そこで一つ別名にして肩の力を抜いてやって行くつもりで「たまりま7」という名前で差別化を図ったのですが…。現在はpixiv経由でお仕事が来ることが多くなってしまいまして…公私混同的になってしまいましたね。今では「お仕事の合間の息抜き絵アップ場所」として使っています。
ホームページ名は「黎明紀行」、なぜこの名前を付けますか?
ブログのコンセプトが「その時々で興味あるキャラを絵と文で書き綴っていく」でした。この部分がなんとなく旅…「紀行」に共通するなと。そこに「黎明」を合わせると響きがよかったので現在の名前になりました。フィーリング重視です。
PixivとTINAMI、二つ所に発表した作品はほとんど違うみたい、一体何故でしょうか?
基本的にTINAMIでは「作品としてしっかりしたものを」。pixivでは「好き優先で描いた絵を」という方向で分けています。それにTINAMIの方がpixivより前によく投稿させて頂いていたので時期的なスタンスの違いが出てしまっているのかもしれません。しかし一番の理由はpixivユーザーと TINAMIユーザーは同じ文法で攻めてしまうと理解してもらえない部分があると感じているからです。個人的にはキャラクターとして光る魅力のある絵が描きたいので、それを求める方の多いと判断したpixivに最近偏ってきているのだと思います。
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技術 |
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独学です。強いて言うなら学校の美術の時間…なのでみなさんと一緒かと、マンガ家さんのアシスタントもさせて頂いたので、そこで学べる事は技術面・精神面でも非常に大きかったです。基本は好きなゲームの女の子ばっかり描いて…今に至るというのが解答かと思います。一般的にこれを「ロクな道を歩んでいない」と言いますね。
まだアナログで使っておりますね。フルデジタルに変わる予定がありますか?
下描きは紙の方がイメージの着想が行い易いんです。推敲タイプの様なので描いたり消したりが多いので。自分はアナログで描けない人は本当の画力のある人間ではないという古い考えを未だに持っています。デジタルっていろんな面で「反則」ができます。左向きの顔が描けて右向きの顔が描けないなら左右反転で対応すればいい…ホントにそれでいいのか、とか。結果論・正論でいけば絵なんて最終的に見る人に「いい面」さえ見せればいいのかもしれません。でも自分は描く過程を大切にしたいんです。いびつな右向きの顔はそれはそれで味があるだろうと。左右反転かけて確認した時バランスの取れていない正面の顔はそれはそれで情緒があっていいじゃないの、という。結局絵の良さって全てにおいて破綻がないことではないですし。肝心なのはいかに描いたり消したりして、「バランスが整っている」様に見せようと努力したか、だと思うんです。傍から見ればバカで非効率な考えですが、いくら最終的な面が劣ったとしても全てをデジタルに魂売ったりしたくはありません。ただこういうセリフは絵の下手な人間の捨てゼリフと決まっていますね…(T_T)こういうところが絵描きに向かない部分なのかな…。今回、色紙で描かせて頂いた絵はいい機会なので、最初からPCで描いています。…あれ…コレも結構いいかもしれない…。魂売っちゃうかも…。
PhotoshopとSAIを使いますね、理由を教えてくれませんか。
Photoshopは「指先ツール」とCMYK等、色の管理が便利だからです。しかし古いバージョンの7.0なので主線を入れる際画面を回せないのでとても描きにくいのです。昔は苦労しながら入れていましたが効率は恐ろしく悪かったと思います。そこで主線を入れる目的だけでSAIを使っています。フォトショップで入れた線の方がソフトな味があって好きなのですが、SAIは動作が軽くてペンの動きに補正も効きます。しかも画面が回せる!自分にとってこれは革命的でした。しかし最近線がシャープすぎる部分が気になってきました。Photoshopもかなり使いやすく進化してきたので最新バージョンの導入も考えています。
以後Photoshop CS5を導入するでしょうか?
ええ…お金があれば…。理由は1つのアプリケーションで作業を進めたいのと、7.0ではvistaのエアロをONにした際、一部不審な挙動を示すからです。64bit非対応でメモリ上限も出てきますし。CPUもマルチコア対応じゃないのかな?CS5体験版を使ってみてもとてもしっくり来たので是非欲しいです。
(一年後~)Photoshop CS5、導入しましたか?
先にPCが強化されてしまいましたね。やっぱりソフトよりハード強化した方が効果ありますし。そのかわりずいぶん快適になりましたよ。AMDの6コアですが、マルチコアCPUは持ってみると有り難味がよくわかります。
長い時には1ヶ月から2週間掛けていた時期もありました。現在は普通のサイズであれば1週間、長くても10日で終わらせるように気をつけています。簡単な絵は2日か3日で描いてしまいます。…それでも遅いですが。
絵を描く際、特に気をつけていることを教えてください。
丁寧に描く事です。これは自分の生まれ持った味だと思いますし、イラストに対しての重要な姿勢だと思っています。しかし丁寧に描くだけがイイ絵には繋がるとは限りません。練習の絵にはそうした偏見をなくしてみることで上達の手掛かりを掴めればとテキトーに描くこともあります。後は「なんでこんな拡大しないと分からない所まで描きこむの?」というほど描き込むことです。遠くから見れば可愛く見える女の子よりも、近くで見て初めて可愛さのわかるコが好きなのでそこはかなり影響しているかもしれません。どう考えても損なコダワリですが…。あと女の子を描く際は艶っぽさ添えるのを忘れないようにしています。他にもいろいろあると思うのですが…実際に描いている時しか思いつかないものですね。
描く原則はなんですか?
あまり彩度の高過ぎる色は使わないことでしょうか…?折角生かしたい部分の色を殺してしまい兼ねませんので。あと絵全体のどこかに上品さを出していくことです。
描いていて、楽しいと思うところはどのあたりですか?
「うわ!この人上手過ぎ!」という方の絵を見てショックを受け打ちのめされながらも、自分なりのかわいい女の子を描ける日を夢見て描き続ける所です。描いたものが受け入れて貰えればもちろん嬉しいし、楽しいと感じることもあります。あと下描きや塗りの時、艶っぽい「肉感」が出せるとたまりません。小物などの質感を追い求めるのも好きですね。ただ大勢の人の前で「お絵かき楽しい~」と公言出来る自信はないですね。この歳になると。
大変なところがありますか?
実は背景が…ニガテなんです…。できれば避けたい…しかし大変な部分を克服して描いていった絵の方が、見て頂ける方の共感を呼ぶこともわかっているつもりです。好きなコトを追求していった副産物が結果として絵を描く上で大変なことになっている気もします。
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絵のこと |
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女の子は可愛いです、特別に瞳、精巧な形を持つ、どう見ても見飽きないですね。
瞳は下描きの際も、塗りの工程でも最初に取り掛かります。キャラクターの中でも瞳は一番メッセージ性の高いパーツだと思っていますので、力が入ります。実は常に描き方が変わっている部分なんですよ。そこに注目して頂いてとても嬉しいです。ただ描き込み過ぎて気持ち悪くならないようにも気をつけています。
瞳が好きですけど、お尻も良いね!もっとお尻を描けてよ。
おしりメインにすると画面が「尻」ってカンジになるのでなかなか描くタイミングが難しいんです。個人的におしりって現実でそんなにセックスアピール箇所として見ていません。しかし絵を描く上では、おっぱい描くと「あからさまなエロ」になっちゃいますが、おしりだったら「合法的なエロ」になるじゃないですか、許されるって言うか。おっぱいが肉食系で「がっつりエロ」ならば、おしりの方が奥ゆかしい、上品なカンジがしますし。そういう遠回しにエロが主張出来るっていうのがおしりのイイ所。気楽に描ける身近な存在、それが当方のおしり観です。あの割れ目の間に頭を入れて枕にしたい、そういうおしりを描きたいですね。
オリジナルの作品はとでも多いね。なぜオリジナルばっかりですか?
イラストのお仕事中心で生活する様になって、最近ゲームとか出来てないからだと思います。本来好きなキャラがいたらどんどんハマっていきたい方なんですが、最近のキャラは平成文化成熟を反映してか着いていけなかったり…そうでなかったり。魅力的なオリジナルキャラを描けるようになってお仕事に繋げたいというのが一番の理由かもしれません。
自分の絵柄に関しての見解を知らせてください。
どうにかならないんでしょうかねェ、この絵柄、自分でそんなに素晴らしいと思うことはありません。いつも描きたい絵柄は人の絵の中にありますよね。それを追いかけてやってるので自分の絵柄という概念さえもアヤシイ分野なのかも…(T_T)なかばやし黎明風…下手でどこかクセもあるんだけど、この人しか出せない可愛さがある。そういうのを描きたいですね、いつかは。
朗らかな色使いはいいね、秘訣があるでしょうか?
色も特に自信のない分野で…しかも軽度の色弱なので本当に自信ありません。ただ鮮やかな色ばかり使うと見た目は華やかで目を引き易いですが、色使いという点では世界を狭めていると思っているので、彩度の低い色を積極的に使う様にはしています。黒から鮮やかな青まで。カラーパレットはよく見るととても広い。これらを活用しないのは勿体無いですよね?
よく美少女を描きますね。でもどうして野郎じゃなく美少女を描けますか?
女の子が描きたいからです。女の子って色んな要素がたくさん詰まっていて、様々な時代で様々な表現者が挑戦してきた永遠のテーマなんですよね。そういう普遍的な価値観って好きなので、これからも女の子に挑戦していきたいです。もちろん男も描けるんですよ(←補足)キリっとしたのばかりですが。
今年あたり個人同人画集なんかを考えています。お仕事が忙しくなければの予定なのですが。
どうしても描けませんテーマがありますか?
エロです。そんな事言って、アンタ描いてるじゃないのと言われそうですが、基本的にノリノリで描いてる訳でもないんです。正直♀の大切なトコロとか描きたくないですし、おっぱいなんかも先っぽ見せるのは最終兵器という意識なんです。あれを簡単に見せてはいけない!今の時代は不況でエロが強いからってちょっと簡単にやりすぎです。お仕事では仕方なくやってる部分はあるんですが…あと、おばちゃんなんかも描けません。ついでに幼女はヴィジョンが浮かんできません。女の子は高校生からです。
エロい絵の実用性を完全に出させる秘密は?
…これは「夜のオカズに使える絵の描き方」という事でしょうか…?まあ、なんて卑猥な(゜゜)自分の絵ってオカズに出来るのかなぁ…。自分の中に「エロくてしょうがない心」と「それを遠くでエロいか客観的に判断する心」の両方を持つこと…なんでしょうか?むしろ後者の「客観して判断する心」の方が大切かもしれませんね。あとパーツをエロく見せる描画力…なのかもしれない…?出来る事なら自分もエロはエッセンス程度の絵を描きたいのですが…ねェ。おしえてエロス様!
女性のセクシュアリティーを出させる奥義は一体どんなものでしょうか。
毎日エロ本見るのを日課にすることなんかどうでしょう。それは別に動画でもアニメでもいいと思います。そして「オカズに使える」と思ったもの、エロインスパイアされたものは外付けハードディスクに貯めておく!これはけっして冗談でなくて自分が日課として行っている…ゲフンゲフン…そして自分の中の「ゆずれないエロ価値観」を大切にすること…とか。エロって人に合わせて出していくモノじゃ説得力がないと思います。エロ界王拳とか、そういうのないんでしょうかねえ。使いすぎると体に負担掛かりますが。
人物を描けるキーポイント一つはポーズですね。ポーズについての見解を教えてください。
ポーズってキャラを表現する上でものすごく重要ですよね。むしろ「ポーズ=キャラ」と言っても過言ではないかもしれません。これもどちらかというとニガテなのであまり大きいことは言えません。自分は描く時ポーズを相当考えてから絵の制作に移ります。言ってしまえばポーズさえ決まれば後はすんなり描けるんですよね。あっさり決めちゃう人とかスゴイと思っていますよ。
Pixivに貴方の画像はドット絵ですね。どの発想でドット絵を作りますか?
あれは完全に遊びです。自分ドット絵とか描けませんので。ただ、たまに変わったことすると、いい刺激になって面白いですよね。あのドット絵は一時「2D格闘ゲームツクール」で、ゲーム作ろうと思って オウカお姉さまをドットにしたんですが、「オレそんなことしていていい立場じゃなかった」と思い出して途中で座礁してしまった名残です。
背景は綺麗です!どの方法でこんな良い背景を作れますでしょう?
そのあたりは話すと長くなるので、「津和野GIRLS制作記」の画像の方に詳しく書かせて頂いております。ただ、自分の背景の描き方などは写真模写から始まった超独学ですので、キチンと大学などで美術の勉強された方から方法論を吸収したほうがいいと思いますよ。
これからはもっと華麗な背景を作るでしょう。背景についての野望はなに?
いや、取り合えず今の所は…(゜゜)自分は女の子が描きたい方なので、あくまで女の子に背景が要りそうなら描くというスタンスを維持したいです。たぶん背景ばっかり描いていたらとても生きて行けないので…(T_T)
よく難しい構図を挑戦しますね、仰ぐだったり、腰を曲げるだったり。やりますね。
これも全ては練習なんです。自分の描きやすいポーズなんか描いていても一向に前進しません。ましてや自分は出発地点がみんなより後ろであったのは言い逃れできない事実なんです。だから新しい絵を描く時は極力今まで描いた事のないものを。むしろ難しくて避けたくなる様なものを描くようにしています。手なんかも出来れば描きたくないじゃないですか、難しいですし、でも指先1本1本までキチンと考え抜いた手が画面に一つあれば表現という点では非常に豊かになります。表情は顔だけではありませんし。なんだかんだ言って女の子の表現はそういう小さいトコロから積もって形成されていくと思うので疎かにしたくないです。
優れた光と影の表現のお蔭で、写真みたいな生命力を授けます。こっちに大満足になるよ。
これ写真見てますからねェ、ただし今回は写真丸写しはもう面白くないので、自分なりの解釈…デフォルメを入れていこうと心がけています。結局写真と絵の違いって、描き手の「ここがキレイだと思うんだ!」が工夫によってホンモノよりも更にキレイに表現出来ることだと思うんです。昔は自分も写真みたいなのが一番とか思ってましたが、そうでもないなとやっとわかってきました。
空気感実に良い!どうやって立派な空気感を絵に入れるの?
随所に青色が混ざっているから…でしょうか?遠景なんかで茶色に見えるものも実はほとんど青なんです。パッと見地味な絵ですが細部にかなり変な色使ってますよ。とにかく外に人物がいる絵は環境光…(この絵ならば空の青ですが)のお陰で、みんな青っぽくなっちゃうだろうと思って。ただこれも自分の勝手な独学から出たものなので、あまり鵜呑みにしない方がいいと思います…。
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うごく!せつこ! |
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まず基本となる絵を描いて、動かす際に必要なパーツも新たに描き起こします。それをFLASHのシェイプトゥイーンで動かすという方法です。本当はスクリプトなどもっと効率的で有効な方法があったのかも知れませんが、知識がやる気に追いついてなかったので…。あとは理想の動き(揺れ)をするまで何度もトライ!イメージと執念が大切なのです!
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蒼空の城と天使 |
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空に浮き上がる天空の城はこの壮観な景色の中にいる。洗練された構造で自身の存在を保持します。城は小さいとは言えないが、広く背景に取り囲むと、まるで細い砂粒みたい。蒼穹と碧海が目の前に広くひろげる、雲たちはまるで白い海。曇り地平線は遠い、巨大な世界を目立たせる。天使さんが城に居ます。彼女が風に背を向けて、両手を広くて、翼を伸ばして、服や髪が風と一緒に舞って、世界と一つになります。それにしても、ここの雲海はとでも壮観ですね。どうやって綺麗な雲海を描けるの?
「キレイだな~」と感じることと「好き」になることが重要なのかもしれません。飛行機から見る風景とか凄く好きなんです。この絵はその上空から見た雲が描きたかった絵なので。
左は天使さんがあります、でもここは西洋風の天空の城なのに、なぜ天使さんに巫女服(?)を着せてますか?
この絵で天使が白い布の様なモノを着けていると、果てしなくお約束になってしまうので…。違和感を出すという方向ではイイかなと思いました。一般的にこれは「深い考えなし」とも言われますね。
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限りなき旅路 |
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これも言ったら終わりなのですが練習で…(゜゜)空を入れたかったのでとりあえずアオりにしておこうかというくらいのレベルです。自分の風景のある絵は「物語性がある」とたまに評価をいただけるのですが、実はそこまで話は考えていません。ここにこういうモノを配置したら好きだな、というフィーリングです。たまたま完成したらそういうものになっていた、というお手本にしてはいけない絵の描き方だと思います。
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鈴姫行脚 |
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鈴姫さんの旅はなかなか面白そうね、川で休憩して、北極クマを見えて、なんか楽しそう。
「女の子の一人旅」ってほのぼのしたイメージがあるんです。風景見ながらのんびり歩いて、疲れたら小川で休憩して…おなかがすいたらおにぎりでも…みたいな。そして「女の子は地図がニガテ」という伝説もありますので、結局迷って北極行っちゃったというオチです。このどうしようもないノリ、いいですね。
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紅葉知秋 |
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落ち葉たちが空に舞う。秋服に着ている長髪少女が川の片側の石に座っています。彼女が紅葉を拾い上げして、落ち着いたポーズを構えて、元気のよい微笑を読者に示します。紅葉が広く分布している、まるで紅い海、どう見ても飽きられない。後ろの滝は白いカーテンと似ています。前の落ち葉と後ろの滝、両者が渓谷の風景に生命感を溢れる。普段は目立たない石たち、山と川、及び光のおかげて、独特な魅力を着せています。このような美景があるなら、これ以上何を求めるっていうの?
これを言ってしまうとミもフタもないのですが、描き込みです。しかし水面などはPhotoshopレイヤのブレンドで出しています。ただそのまま使うのではなく波紋を加える等、何かしらの手を加えて無機質でお手軽なCGにならない様気をつけています。紅葉の葉は試行錯誤の末、基本となる葉を描き、リアルな感じが出るように複製して配置しています。ボヤけた葉の上に所々シャープな葉も載せることでいい雰囲気が出て効果的です。そのかわりレイヤ枚数がかなりの枚数に到達していたことを記憶しています。基本的に自分のイラストはそこまでCGテクニックが必要なことはしておりません。
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オルハ |
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オルハが芝生で横になる。浅い微笑を浮かべて、慈しみ深い視線が読者に合う。綺麗な太ももがぴったり見せて、視覚的な感官に軽い慰めています。きれいな肌はとでも繊細です。服が光と影の原因で、表面の感じは素晴らしい。オルハの姿が女性としての優美ですっかり表現しました。貴方に対する信頼感のお陰で、彼女に守る気分が出しています。
これももともと背景は描かない予定の絵でした。しかしちょうどお仕事もなくヒマだったのと2009年最後の絵になったので締め括りにかなり力を入れた作品にしようと決意しました。進行は大掃除の合間にちょこっと描いたり、面倒になったら次の日にまわしたりと、描きたい時に描く案外ルーズな感じだった様な…。しかし久々にのんびりとしっかり詰めて描け、とても充実していたことを記憶しています。本来そうやって時間を掛けて描くスタイルが好きなんですが… なかなか…。みんな描くの早いよなぁ…。
素晴らしい技術で、光と影の形で見事に示しますね。
光を表現したければ影に意識を集中し、影を描きたい場合は光に意識を向けることだと思います。光を表現したいとなるとつい明るい色で塗ってしまいがちですが、光とは影があるからこそ生まれる部分を思い出してください。そうすれば影が上手く光の引き立て役になってくれます。ただ自分が先天的に色弱という視覚障害があるらしいのです。色を見分けることは苦手ですが、逆に光と影のコントラストにおいては人一倍感性が鋭いというのを聞いたことがあります。そのあたりも影響しているかもしれません。そして何よりそういう光と影の微妙な違いが好きなのです。これ言っちゃ終わりですな。
横になるの姿勢の原因で、女としての柔らかいも完璧に発揮する、やりますね。なぜこの構え方を選びましたか?
これ…実は微妙に体のバランスがおかしいのですが…とと、イカンイカン。聞き流して下さい。本当の所は寝そべっている体位を描くのが苦手なので練習で始めたのが真実なのです。もちろん彼女に似合いそうなポーズということでこの構図になりました。…こういう「練習だから…」絵は結構多いかも…。
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精霊の通り道 |
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神話みたいな美景で、精霊少女が緑色の装飾を身につけて、透けて見える薄織りを着て、湖面に上品で歩きます。少女の倒像が白鳥たちと水龍様に揺れています。綺麗な星様たちと真白い三日月が青空に居て、湖面も彼らの美感を反射します。素敵な少女、人知に超える景観、驚くべき美しさ、最後に主旨「静寂なる青」と相応しい美術概念、読者の精神が崇高な境界に成りました。
Sir London Fine Boutiqueのご依頼で描きました。とにかく海外に進出する絵ということであらゆる面で頑張りました。人の立ち入れない山奥にある湖ってどこか魅力的ですよね。UMAの様な見たこともない生き物が生きてそうな怖い面もありますし、反面手のつかない自然の織り成す美もある。そういう未知な領域にこそ幻想的なモノを感じるのでこの絵のテーマとしました。ただちょっと背伸びし過ぎたみたいで、絵の完成度という面では今一歩になってしまったのが悔やまれます。
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津和野GIRLS |
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多く人物に登場させましたので、圧倒的なイメージもある。凄く良い感じ!
実際に島根県津和野町の現地に行って、町を散策した上で描きました。そのときオッサン一人(←自分)でケータイ持って花の写真撮ってたんですが、「オレなんて寂しいことしてるんだろ」と思ったんです。その時フイに「周りに女の子でもたくさんいれば心のスキマが埋められるのになあ」という邪念が湧いた所が発想の原点です。いわゆる欲望です。それと5月に少し時間が空いたので絵の練習をして、色んな角度の顔がソコソコ抵抗なく描ける様になってきました。それを試したかったのもあったんです。
こんな派手な絵、きっと色んな面倒なことがありますでしょう。
もう…全てが…今回はフィルターとかブレンドモードをほとんど使わなかったのでラク出来ませんでした。しかし途中からその面倒さも快感になって結局色々追加してにぎやかになってしまいましたね。
水を描くのはかなり面倒と思いますが、見事に水を表現しますね(津和野GIRLSより)。
津和野は水路がたくさんあって水の町でもあるんです。それに自分も「池」とか「川」とか水っぽいものが、昔から好きなので力入っちゃったんですね。ただ、いざ描くとなると水も難しくて…特に透明な水の表現とかって、どこから手を付けるといいか、分かりにくいじゃないですか。今回はそのあたりも踏まえて川の資料を見て徹底的にコツを見出す方向で取り組みました。水は難しいですが、質感が上手く出ると描いてよかった感がハンパないです。
萌え萌え女子高生いっぱいだ!いいぞ!
実は見る人のご想像にお任せします、なんですよ。大体「この子とこの子が仲が良くて、こんな性格」くらいしか決めてないので。そういう投げっぱなしな部分って最近のイラスト事情では結構重要になってきている気がするんです。「これがこうなって、それがああで」みたいな「世界観のカッチリした」悪い言い方をすると「押し付けがましい」そういうのは相当卓越したもの以外は好まれないのではと思いだしまして。イラストとマンガの違いは、想像の余地の広さかもしれませんし。
津和野町ハイツでもかわいい子がありますでしょうか?もし本当なら必ず巡礼に行きます。
津和野はけっこうカワイイ子歩いてますよ。たぶんそういう人は他のところから観光に来てると思うんですが、箱入り娘みたいな感じの子をよく見ます。そういう方々を観察するのも、一つの楽しみです。そうやって感受性をみがく
作った感想は?
意外にも現地の人にたくさん見てもらえて、あれはホントに嬉しかったです。津和野の観光名所とはすこし外れた場所を描いたので、現地の人ならではの「この絵はあそこでしょ?」って分かって貰えましたし。ある意味自分の絵でなんか新しいコトが出来た気がして描いてよかったです。
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知恵 |
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少し疲れたら横になって10分くらい本を読みます。クルマ好きなので、クルマ雑誌・愛車の特集本だったり、自己啓発書・エッセイだったり。こうやって振り返ると、意外と「活字」に接して癒されてるみたいですね。読書は趣味じゃないとは公言しているんですが。
もし依頼要求が原則に損害するなら、対応は如何でしょう?
これはお仕事についてでしょうか。基本的に報酬のお支払い、ご依頼の不明確・不安定な件についてはお引き受けしないことにしています。もちろんビジネスですので作業量に見合う報酬がお約束して頂けない場合はお断りします。(もちろん、譲歩も致しております…)そういう部分に不安を残すと結局イラストに現れてしまい、お客様にとっても、自分にとってもよい結果を生まないからです。以前イラストを描いてもそれっきりだったという痛い思いをしたことがあるので、そのあたりは危ない感じがしたらシビアにやっています。ただどうしても自分がやりたいお仕事はそのあたりは無視します◆
なんの手法でイメージを伝えますか?
これは職業上…イラストと言っておくべきなのでしょうねェ・ただ表現方法というのは一つに拘らず、いろいろあっていいと思ってます。昔はピアノなんかも弾いてましたし…生きてる内は色々やりたい方なので。
どんなふうに感受性を身に着けますか?
最近年齢のせいか感受性には遅れを取っているような…こればっかりは生まれもった特性もあるのではないでしょうか。感受性は鋭くない方がもっとラクに生きられた気もします。自分はニガテですが、やっぱり人と「文字」ではなく「言葉」で会話する事が一番インスパイアされるのかもしれません。外に出て色々なモノに触れるだけで感受性は十分磨けると思います。
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世間話 |
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① 風呂上りに撮ったのでダバダバでスミマセン。気分が変わると部屋の模様替えを行っている人間なので、割とゲリラ的に位置が変わります。掃除もマメにするので壊滅的に汚いことはまずありません。友達曰く「この部屋絵描きって感じまったくしないね」。
② オンキョーの安コンポです。今CD部が不調なのでPCの同社サウンドカードとRCAで繋いでアンプとして使っています。ティッシュは「みなさんと同じような用途」と思って間違いないでしょう。
③ フィギュアのツールと材料です。改めて見るとこんなにたくさん買ってしまったのかと圧巻、箱の中にもいっぱい詰まっています。フィギュアも作りたいな~と常にスタンバイモードです。スーファミがたまに現役で活躍しているのは自慢でしょうか。
いつ頃から描く事を目指し始めますか?
本格的に描き始めたのは中学2年です。当時ファイナルファンタジーⅥと聖剣伝説3のキャラが大好きだったので模写して練習していました。その頃中学の進路希望で「会社員第一希望」と豪語しており、担任の先生を「本当にそれでいいのか?」と違う意味で困らせていましたね。しかし「本当にいいのか?」の一言で、何かテキトーに人生考えている自分に疑問に思い始めました。そして当時ゲームのキャラクターが描きたかった自分の心に従い今の道に至ります。
色弱と言う視覚障害がありますので、絵師としてきっといろいろ不便でしょう?
花火の色が見分け難いくらいでしょうか。そもそも「正常な色の見え方」というのが分かりませんから気にしても仕方がない部分もあります。よくそれで「絵描きに向いていない」と言われる時もありますが、それでも「絵を描いている」事実が自分にあるだけです。色弱には色弱にしか出せないモノがあると思っています。
「Hなお仕事はお断りする場合がございます」と言いましたね。理由はなんですか?
自分の絵は「エロOK」に見えても仕方がない様でご依頼によってはこちらの対応出来ないハードなモノもあるからです。実際にエロはあくまで女の子を魅力的にさせるバックボーン的なモノで、メインで描きたいとは思っていません。お仕事上誤解を招いてお互いがイヤな気分にならない為にも、現状では事前にそういう表記をさせて頂きました。ただそういうご依頼がある時点で素質があるという見方もあるので、そのあたりはケースバイケースでさせて頂いております。
どの絵師様が一番多く影響を与えましたか?
もはやTony先生と言わざるを得ないですね、ここは。初めて先生の絵を拝見した時、自分の描きたかったコトをそのままされており、悔しいながらも思わず画集を買いに走りました。それまでの人生でそんなのなかったんですけども。ここで買わないといけない気がしたんです。もちろんその時々で様々な方の絵に影響を受けています。最近はみぶなつき先生の服の描き方に影響を受けました。あれは美しいです。いつかは誰かに影響を与えていくような味を出していきたいと思っています。
兄弟は分ってくれています。よく弟にグチったり、姉にイラストのデータを送ったりしています。母親は許容してくれてるって感じでしょうか。自分で決めたんだからとにかくやれ、みたいなカンジです。オヤジはあれ完全に反対してますよ。未だにカタギな仕事をしろ!的な雰囲気を漂わせています。まあ…正論なので痛いほど分かるトコロなのですが…。でもニンゲンってそんなに簡単じゃないの。親戚からはイロモノ扱いなんじゃないでしょうか。アイツどうしようもねェや、何やってんだ?みたいな。しかし絵を描くってことは、どんなカタチであれ否定されることです。絵を見てくれる人から否定されることもあるし、身近な人からも否定される。結局それがイヤならば描かないという道もあるわけです。
津和野は自分の住んでいるトコロからクルマで行けるほど近いので、定期的にドライブ行っています。その度に落ち着く…というか、オレここ住みたいかも…なんて、そういう感情が湧いてくるんで…。そういうのって津和野だけなので、「心の故郷」と言わせてもらっています。
Tinamiは一年以上に更新しません、疲れたか?
最近Tinamiに投稿するのは申し訳ないような、エロっぽい絵が多いですから、その辺でしょうか…(゜゜)もっと自分の絵を描く時間があれば、pixivにもtinamiにも絵を投稿したいのですが、それよりもお仕事の絵を少しでも完成度上げたいと思っています。
文字を入れると谷間のカタチが分かりやすくなるんです。それがなんがいいなぁ…と(゜゜)しかしこれはまだ開発途中の分野なのであまり熱く語れないかもしれません。
(一年後~)作業環境が変わったって聞いたよ、見せてくれよ。
ちょっと長くなってもいいでしょうか…(゜゜)
ⓐ 去年部屋を移動したりPCを変更したりで、かなり環境が変わりました。先ず先日、模様替えでこたつから机になったんです。机なんて4年ぶりくらいで…。しかし机にするとスピーカーを置きたいな…とか、今まで持っていたONKYOのコンポが壊れてる上にデカいなど不満点も上がってきました。
ⓑ そこで机に載るサイズでスピーカーを作ったんです。いかにも自作ってカンジの出来栄えだと思うんですが、塗装はキレイです。工作も昔から好きなので。ユニットはクルマ用であるカロッツェリアの余っていたの。まだ音に濁った部分もあるので近々箱の中に炭でも貼り付ける予定です。アンプは先日届いたばっかりなんですが、KENWOODのKAF-A55というアンプです。とにかく小さくて、デザインよくて、長時間聞いても消費電力の小さいものというニーズにピッタリの品です。手元サイズのアンプって音質の面が不安だったんですが、デジタルで出力してるのでくっきりしたクリアな音質で、満足してます。持ってみると身近な感じがしていいですね。デザインもカッコいいですし。
ⓒ 最後にPCの方を。2010年の10月に思い切って自作しました。パワーは重視していませんが長時間使ってもストレスのない仕様にしています。これも先日ですが、ケース付属電源が夏の暑さでうるさくなったので、静音化も兼ねてエナーマックスの800w電源を搭載しました。これ、かなり高かったですが静かに快調動作してますね。SSDも載せたりとちょこちょことイジっています。以上趣味の仕事場でした。
胸の形は上手いね、もみもみしたいよ!美味い胸を作るの経験を知れあせてください。
おっぱいって形がキレイなだけじゃダメですよね。最終的にエロくないといけないと思っています。そのためにはやっぱり重力が重要だと思います。寝ても、立ってもおっぱいは重力に支配されています。時にはだらしなく下がっていることもあるのです。おっぱいの表情は人間の顔のそれに匹敵するほどなのです。そこらへんを如何に自分が「これ、エロ!」と思いながら楽しんで描くかに掛かっている気がします。ただ…まあ、結局好きか、キライかになっちゃうんでしょうか。最近のこの業界は表現がかなり発達してるので、自分なんかが知った風に語っていい立場ではないことも、よくわかっています。
巨乳キャラ多いね、巨乳派?それとも依頼人の好み?
見るにも触るにも大きい方がいいです。ただ描くとなるとそのキャラにあった大きさがベストです。みんな大きいと「おっぱいインフレ」が起こって巨乳が埋没しますよね?ただお仕事のご依頼では「巨乳」という指定が多いです。おっぱい大きいと、やっぱり記号的に分かりやすいという所からだと思うんですが…。ただ巨乳は巨乳でも「爆乳」はちょっと専門外です。ベストは華奢で折れそうなほどほっそりしたキレイな体に巨乳ですね。なかなか自分では上手描けないんですけれども。どうしても芯が太めになってしまう…。
以後は貧乳キャラを作りますか?
プアなのはどうでしょうねェ、やっぱりこのあたりは好みが出ちゃいますから。貧乳キャラを好きになったら、その折に描いちゃうかもしれませんよ?
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絵師になって、一番うれしかったことはなんですか?
まだ道の途中なのではっきりとは言い切れません。強いていえば絵を描いてる方向の人生を歩めてよかったということでしょうか。ただ絵を描くことで興味や価値観が多方面に広がって、結果として色々うれしかったことはあるのかもしれません。今は絵を描かない生活というのが思いつかないです。
あんまり崇高な理想は持たずに描いてるので…。正直自分はアーティストとかクリエイターなんていう言葉は相応しくありません。絵師なんか言われると「絵師」という言葉に失礼だと思っていますし。強いていえば、いつかは誰かを唸らせるカワイイ女の子が描きたいという一点に尽きます。
これからどんな技術を挑戦したいか?
もちろんスピード・見栄えなど基本的な絵の上達もありますが、表情の豊かさを追求したいです。最近Hなお仕事も増えてきたのでそちらもオツなものが提供出来るようになればと…。独自の味を感じさせるものを描けるようになりたいですね。
最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします。
ここまで読んで頂いて大変ありがとうございました。本来このようなインタビューを受けてもよい立場の人間ではないと思っています。しかし何かしら皆様にとって有益な情報を提供出来ていましたら幸いです。自分も絵描きと名乗ってよいかも疑問なくらい至らない部分ばかりです。これからも常に現状に甘んじず、かわいい女の子という玉虫色の理想を求めて絵を描き続けたいです。もしなかばやし黎明の絵を見かけた折には「あのテキトーなやつまだ絵描いてンのか」と応援して頂けるだけで大変光栄に思います。どうぞこれからもよろしくお願い致します!
なかばやし黎明様お疲れ様です。ありがとうございました。
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