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小梅けいと先生の代表作は漫画『狼と香辛料』です。立派な鉛筆タッチだったり、格好良いキャラ設定だったり、優秀な腕前のお蔭様で、支倉凍砂様が作った中世ファンタジー物語を遺憾なく漫画化しました。これこそ小梅先生の実力です。立派ですね。もちろん、漫画に言うと、成年向け作品『花粉少女』を提出しなければならない。過激ですし、ハードの…行動…ですし、派手のプロットもある。我が国の読者にとって、花粉少女はもはや小梅先生の代名詞です。きゃ!
実はね、漫画だけじゃなく、イラストも凄く良い表現がありますよ。漫画の表紙はもちろん、依頼の作品も傑出です。最近はよく漫画を描きますので、小梅先生のイラスト才能を拝見させる機会は殆んどいません、でも強力な技術
力は疑いもなく持っています。この理由で、小梅先生は漫画家の上に絵師さんなんです。
今回の訪問について、する時は一年前くらいです。あの時の私は日本語でも、訪問経験でも、訪問成績でも、ページ作る技術でも、何も出られません。それでも、小梅先生は友好的に私を訪問を受け入りました。今迄インターネットで接触した方の中に一番深い印象を残っています。こんな素晴らしいパーソナリティーを持つ、これが小梅先生なんです。小梅先生はいないと、これからの訪問を断念するかもしれませんし、このサイトも存在できないでしょう。私にとって、小梅先生はかけがえのない、大切な恩人なんです。
商業誌デビューの際に、ワニマガジンの編集者さんと相談してつけた名前です。京都から持ち込みに来たので「けいと」←「京人」。
締め切り直前と平常時でだいぶ違います。締め切り前は起床してから寝るまで、ほぼ机に向かって絵を描いています。16時間くらいは働いてるかも…睡眠は4~6時になります。うまくリズムが出来ると、眠気とかはないです。疲れますが。
寿命は縮んでますよ(笑)
ラジオを聞いたり、テレビの音声を聞いたり、とにかく人の声や音楽を流すことでしょうか。基本的に寂しがり屋なので、人の声がしてると安心します。ON、OFFの切り替え
がはっきりしてることも大事かもしれないですね。忙しくても、散歩にでたりすることもあります。30分くらい外の空気を吸って、リフレッシュします。
アシスタントさんと一緒にいくこともありますね。
使い慣れている、というところです。コミックスタジオも使ってみようと勉強しています。
SAIもいいですね。何度かイラストのペン入れで使用しました。その他SketchBook Proというツールをイラストの線画で使ってます。
そうです。
漫画の場合は、ペン入れ(主線)まではアナログで作業しています。ペン入れした原稿用紙をスキャニングしてデジタルで仕上げます。イラストの場合では「タブレットPCでラフ~線画」→「デスクトップPC+Photoshopで彩色」という流れです、オールデジタルですね。
漫画の作業だと、下書きという工程の時が一番楽しいです。絵そのものだと、女性のあごのライン、胸のラインなどの魅力的な部分を上手く描けている時が楽しいですね。
漫画の背景の下書きで、凝ったパースの絵を上手く描けているときにもテンションが上がります。
ネームは本当に大変です。楽しいですが、同時に苦しいです(汗) 漫画の作画作業で一番頭を使う処ですから。知
恵熱が出るので冷えピタをおでこに貼って作業しますw
おでこの熱を冷やす専用の湿布です、すごく気持ちいいですよ。日本ではコンビニに置いてます。
ラフで1~2時間、線画で2~4時間、彩色で2~8時間くらいでしょうか。最近遅くなってます(汗)
ありがとうございます。
次の作品の「締め切り」でしょうか。すみません(汗) でも、次の作品にもう心がいってるのは確かです。デビューしたての頃は読者さんのが反応気になってましたが、現在はとにかく頑張るだけです。今後の参考のため
に、ネットで感想を探すことはありますが。
もちろん感謝はあります。読んでくださってありがとうございます。
同人誌だと、「クレヨン王国」というアニメのシルバー王女でしょうか。シルバー王女は漫画的なデフォルメにおける「可愛らしさ」を突き詰めたデザインだと感じているからです。ひよこのインプリンティングみたいなものなので、理由は難しいですw
商業誌だとやはり狼と香辛料のホロになります。ホロは人物の性格の持つ深み、魅力を常に意識させる力があると思います。まさにヒロインですね。
そうですか~。男ですみません(汗)
イラストの主題、見る人に届けたい情報、を意識することでしょうか。美少女のピンナップだと、表情の可愛らしさとかシチュエーション? 瞳は大事ですね。デッサンがうまく行くかどうかは普段の仕事の堅実な積み重ねなので、当然意識はしてます。まだ下手ですけど…
心理的な原則だと、「やり直しを恐れない」ことでしょうか。技術的な事だと「線のストロークは長くする…」とか。細かい原則はたくさんあります(汗)
そうですね。電撃さんのインタヴューですね、読んでくださってありがとうございます。
チャンスが有ればやってみたいですね(笑)。
鉛筆のタッチはまだ研究中です。挑戦したいものだと、3Dポリゴンを使った漫画に興味がありますね。漫画に限らず、動画とか興味がありまして…「初音ミク」とかご存じですか?一度PVを作ってみたいです。
はい(笑
花粉少女はページ数では8Pと短い作品です。短い中でインパクトを読者に与えるには…という発想ですね。あとは、単純に大勢での描写が楽しいからかも…(汗)
個人的には成年向け漫画のキャリアと、一般向けの漫画の質とは関係はないと思います。ジャンルに限らず「常に絵を描いている」というのが一番大事かも。
今、商業漫画の背景の作画は非常に発達しています。何らかの手法で省力化を図らないと作家はいろいろな意味で疲弊してしまうでしょう。なので3Dの導入には賛成です。作品の予算がある程度大きくないと不可能ですけどね、導入にとてもお金がかかりますからw
全人類の問題ですね。
たしかに、作品によって向き不向きはありますね。
とにかく丁寧に描くように心がけていますから、うまく行っていればいいなぁと感じています。手法としては、同
じとにかく丁寧に描くように心がけていますから、うまく行っていればいいなぁと感じています。手法としては、同じドラマでもいろいろな視点がありますから、ちょっとだけ「視点をずらす」ことで多少変化はつけられると思います。メインの人物を時々変えてみるとか。あとは仕草ですね、漫画の強みはメインのドラマの背後で人物がちょっとした仕草をしているところ(水を飲んだりとか)をテンポを崩さずに表現出来ます。主人公がしゃべっているのを聞きながら、水を飲むヒロインなど。飲み方にも変化をつけるとそこに情報を挿し込むことが出来ます。怒っているとか寂しそうとか。
ですね >ホロ
腕の見せ所です。漫画描きとして。
「ヤンデレ」というジャンルを初めて意識したのが
SHUFFLE!というアニメのヒロインだったんですが。
そうですw とても好きになりまして。自分でも描いてみたいなぁ、と思っていました。
豹変後も可愛らしさをちょっとだけ残すことでしょうか。ヤンデレの大事なところは「重過ぎる愛情」だとおもうので、ちょっと可愛いところがあるはずなんですよね。
顔芸にならないように注意すること…?
ゲームは漫画と違って、一枚絵が絵本のように連なって出来ていますから。主要なシーンを選び出すところが気を遣う点です。描きたいシーンが山のようにある中から20~30点を選び出すわけです。「鬼ノ宮」では企画原案とシナリオの統括者が別にいますので、二人で悩みました。とい天津氏は優れたアイディアを出せる人ですが、絵については僕も一言いいたいですから、相談しながら決定しています。
人間ではない「鬼」とのセックスシーンがメインになりますから。怖さとエロチシズムがうまく表現出来るように腐心しました。
台湾に呼んでいただけたことは、本当にうれしいことでした。このようにいろんな人と作品を通じて繋がれることでしょうか。
今後とも宜しくお願いします。機会があればまた台湾に行きたいです!