絵師紹介:2D様


 

名前 2D(ニーディ)
ホームページ
http://4hands.ho-zuki.com/
id=59287
beyond_the_2D
使用アプリ SAI、GIMP

 

2D様は人物を描くのは得意です。背景と結びつくて、素晴らしいイメージを作りました。彼の作品は優雅な幻想を持って、迫力も所有する。2D様の作品数量は多くとはいえません、新着も遅いし、一ヶ月以上の場合もあります。このせいで、彼の人気がどうしても突破できない。これでも、2D様が焦りません。長い時間を使って,小さい部分を丁寧に描くって、質で完璧になりました。2D様は静かに作品を作ります、崇高なる絵を読者に拝見させた。2D様は一流な実力を持ちますので、作品に見る価値が大変高いです。

初めた時、2D様の絵柄は普通すぎので、今の長所はまったく見えません。でも2D様の実力は徐々に高くて、強くて、新着も自分の限界で突破します。例えば「百合」:初めて複数キャラに登場させる;「双子」初めて良い背景を作って、イメジェリーに強化する;「true tears 石動乃絵」初めてきれい空を描ける。以上の作品たちは2D様の里程標の一部分、そして技術進歩の証明です。

 

沢山進歩した後、2D様の表現は大変優秀なので、光や影や服のしわような困難な部分でも、読者に満足できます。2D様がSAIに使って、主に水彩スタイルで色塗りします、ツールは特別ではありませんが、表現は立派です。2D様は自分の突破を求める、どの作品でも進歩を付ける。絵師として、これは稀な現象です。2D様これからきっと進化を続けます、模範的な絵師になりますのは時間の問題です。

 

百合
双子 true tears 石動乃絵

 


インタビュー

日付:2010/08/18


 


「2D様自身」


 

vermilion: 貴方のPN「2D」の由来を教えてください。

 

2D様: マイケルとホームページを開設するにあたってPNを考える必要がありました。当時僕は3DCGの仕事をしていたので、個人で絵を描く時は二次元の物を扱うので「2D」と名乗る事にしました。マイケルにPNを伝えた時「ニーディ」と読んだので、読み方はそのままニーディにしました。

 

vermilion: 貴方とマイケル様のサークル「4HANDS」の由来を教えてください。

 

2D様: 名前の由来は単純です。人間の手は2つ。絵描きが二人いるので手が4つ。僕の提案だった気がします。

 

vermilion: 今、貴方の居場所は「二次元と三次元の狭間」です、なんてこの場所にいますですか?

 

 

2D様: Twitterのプロフィール欄の事ですね。冗談のようなものです。

 

vermilion: 貴方はハードコア眼鏡フェチです、理由を教えてくださいませんか。

 

2D様: 眼鏡をかけた人が好きだからです。これは現実の人に対しても、二次元のキャラに対しても当てはまります。

 

vermilion: アニメと漫画とは違いですね。このような作品の中で、メガネを付けるの子、最後にメガネを外したです(長門とか)。でも、2D様はメガネが好きの原因は一体なんでしょう?

 

2D様: メガネが好きな理由ですか。考えたこともありませんが、あえて言うなら…メガネを描けると瞳と外界の間に一枚レンズというフィルターがかかりますよね。そのフィルターがかかることで眼鏡の奥の瞳から感情が読み取りにくくなる(感情を秘めたように見える)からでしょうか?自分で言っていてもよくわかりません。

 

vermilion: 貴方はいつ頃から描く事を目指し始めますか?

 

2D様: 幼稚園の頃には絵を描いていました。高校生の時にデッサンなど絵の基礎を学びました。本格的に今のようなイラストを描き始めたのは大学3年生くらいからです。

 

 

vermilion: どの作品が2D様に一番多い影響を与えましたか?

 

2D様: いろんな作品に影響を受けているので一つを選ぶのは難しいですが、強いてあげるなら「エヴァンゲリオン」です。昔から漫画やアニメは好きでしたが、この作品と出合った事でアート方面ではなくサブカルチャーのほうに傾倒していったのだと思います。

 

vermilion: 貴方が一番好きなキャラは誰ですか?理由を教えてください。

 

2D様: 初音ミクです。単純に外見が好きなのもありますが、歌う為に存在しているのがいいですね。

 

vermilion: 描いていて、楽しいと思うところはどのあたりですか?

 

2D様: 顔と髪でしょうか。顔というか、皮膚ですね。透き通るような肌を表現したいんです。皮膚と骨の距離が近い場所(頬や鼻の頭など)って毛細血管が透けてやや赤みがさして見えますよね?あれを表現するのが好きなんです。髪の毛は艶というか、光沢を描くのが好きなので、そのせいかもしれません。

 

vermilion: 貴方は魅力に満ちた作品をいっぱい描きましたね。今までに描かれてきた作品の中で、一番得意な作品はどの作品でしょうか?

 

2D様: 一番気に入っているイラストはやはり「断ち切れ…!」です。今までで一番思い通りに描けました。一番好きなジャンルは自分でもよくわかりません。ボーカロイドは好きなのでよく描きますが…


「描く技術」


 

vermilion: イラストのツールに関して、2D様がSAIとGIMPを使います、この理由を教えてくれませんか。

 

2D様: SAIは機能がシンプルですが、イラスト作成に必要なツールが揃っているので愛用しています。GIMPではぼかしフィルターを主に使っています。イラストを本格的に描き始めた時期(HP開設時)、資金的に余裕がなかった為フリーツール(もしくは安価なシェアウェア)をメインに使っていました。

 

 

vermilion: 描く手順を教えて下さい。

 

2D様: すべての作業はPC上で行います。
下書き→線画→着彩→色調整という流れですね。
昔は下書きは紙に描いていたのですが、スキャナーに取り込むのが面倒なのとトリミングが楽な点から最初からSAIで描いてしまいます。

 

vermilion: 一つ作品はどのくらいの時間が掛けるですか?

 

2D様: 作品によって様々ですが10~20時間ほどかかっています。

 

vermilion: 絵を描く際、特に気をつけていることを教えてください。

 

2D様: 雑な絵にならないようにゆっくり丁寧に描くようにしています。たくさん描くよりも、一枚一枚を大事に描きたいんです。

 

vermilion: これからどんな表現をしてみたいか?

 

2D様: アシュレイ・ウッド様のようなブラシ跡やテクスチャを活かした画風を試してみたいです。和風の絵を描きたいなと思っています。

 

アシュレイ・ウッド様の作品、画風はスタイル満点

 


作品「AK-47」


 

鏡音リンは陽気なVOCALOID歌姫ちゃん~だった。作品の中で、彼女が歌姫の誇りを隠れて、かわいいセーラー服を脱ぎ捨てて、髪のリボンを外して、ツナギを着せて、AK-47を持って、無関心な顔して、地面に座って、ボロボロ壁に寄りかかるです。リンちゃんの身体は小さすぎて、銃と服と他の全てモノ、彼女に相応しくありません。リンちゃん後ろはヒマワリがあります、隣は銃がある。この意味は「向日葵になったレン」ですか、それとも「レンになった向日葵」でしょうか、読者自分で決めてください。

 

vermilion: 「AK-47」、これは貴方初めて鏡音リンを描くの作品ですね。なぜリンさんに作業服(?)を着せですか、そして-下着のような格好(羞)?

 

2D様: 銃器を構えたリンを描きたいという思いが最初にありました。AK-47のハードな雰囲気に合わせてリンの衣装もハードにしてみました。作業着の前を開けて胸元やお腹が見えるのはセクシーだな、と思ったのもリンがあの衣装を着ている理由のひとつです。ちなみに下着ではなく水着を中に着ているという脳内設定です。

 

vermilion: 後ろのヒマワリはどの意味を持ちますでしょうか。

 

2D様: 後ろのヒマワリは実はレンを表しています。だから壁越しにAKがもう一丁立てかけられているんです。レンのイメージカラーの黄色とヒマワリの黄色をかけました。イラストを見た人の中に同じ解釈をした人がいて驚きました。

 


作品「モノクロ∞ブルースカイ


 

作詞、作曲、編曲 のぼる↑P
初音ミク
PV製作 2D

メガネの女の子が教室にいます。変わりのない日々は退屈で、もしこの単調な世界に逃げれば、きっと軽くなるでしょうか。想像空間の中、女の子とミクさんと一緒に、浮き雲の狭間でぐるぐる回して、声高に自分の感情を歌って、かわいらしい想いを作って、精神に浄化させた。女の子がミクさんになりまして、モノクロの世界で色彩に富んだ。

 

曲はテクノポップのスタイルを持っている、そして2D様が作った素敵なPVを加えて、大勢人々を感動されました。みんなのお陰で、作品は「VOCALOID殿堂入り」になりました。優秀だからこそ、殿堂入りの名誉を獲得する、意外なことではありません。

 

「ちょっと見方を変えてみるだけで、世界って素敵だと思える、そんな歌です」これは2D様のコメント、PVとして一番ふさわしい脚注を付けました。

 

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vermilion: なぜのぼる↑様が貴方に選べて、原画とPVを担当させですか?

 

2D様: Pixivを見たのぼる↑さんからメッセージをもらいました。元々「鎖の少女」が大好きな曲だったので、すぐにお受けしました。映像を作っていた経験があったのでイラスト素材だけでなく、動画の編集も自分で担当しました。

 

vermilion: 貴方とのぼる↑様、二人がどうやって仕事を協調するですか。

 

2D様: メッセンジャーを使って絵コンテを送ったり、要望を聴いたり情報交換をしていました。

 

vermilion: 中のメガネ子はなかなか可愛いですね、このキャラの作る経緯はどうなのか?

 

2D様: のぼる↑さんから曲を頂き、初めて聴いた時から制服のミクと歌姫のミクの二人のミクを出そうと決めていました。最初から制服のミクを黒髪にしようと思っていましたが、より二人の外見的な違いを出す為に眼鏡をかけさせました。

 

vermilion: PVの作る手順、教えてください。

 

2D様: 設定画を作り、絵コンテを描いてのぼる↑さんと意志の統一を図り、
その後イラストを仕上げて動画編集しました。

 

vermilion: この作品はどれくらい時間を掛かりますか?

 

2D様: 毎日丸一日作業していたわけではありませんが2~3か月くらいかかりました。

 

vermilion: 特に大変なところがありますか?

 

2D様: とにかくイラスト素材の量が多かったのでそこが大変でした。編集作業も久しぶりだったので慣れるまでが大変でした。

 

vermilion: もし良かったら、この作品の作る感想、皆に教えてください。

 

2D様: 映像を作るのは元々好きだったので、大変でしたが楽しく作れました。結構時間がかかるのでそうそう出来るものではありませんが、また機会があれば挑戦したいです。また、この作品を通してぼくの存在を知っていただいた方も多いようなので、お声掛けくださったのぼる↑さんにも感謝しています。彼のすばらしい曲があったからこそあのPVは生まれました。

 


作品「断ち斬れ…!」


 

ブラック★ロックシューターが手に持った双刀を周りのチェーンで切った。青炎が彼女の左目に覆って、鋭い目付きが読者に凝視する。双刀で切った後、剣圧でツインテールに高く揚げして、外套も一緒に舞う。霊気が刃で散らす、そして先の切り軌道に沿って、空間の中で大きい「X」を留まりました。

 

この作品に関して、最も優秀な所は彼女の身体部分です。すばらしい色塗りと申し分のない陰影に頼って、ボディーライン、胸の曲線、および筋肉の形、どちでも優れた表現があります。腹の傷跡が彼女に醜いになりましたが、不完美だからこそ、彼女の肉体美が示せた。彼女の姿勢に関して、2D様は「軟らかい」に選べではなく「頑丈」に選ばれました。巧妙な構図で彼女に「女」としての魅力を着せて、「戦士」としての凛々しいも持っています。剛と柔を両方で所有する、これこそ彼女本当の姿、読者に魅了させた。

 

ちなみに、Pixivの中に、タグ「ブラック★ロックシューター」を付けているの作品に関して、閲覧数が十五万に超えたの作品は少ないです。このような大人気を着ている絵師さんは:元のキャラ設定者「huke様」、強い実力を持っている「茨乃様」、そして今紹介中の「2D様」三人だけです。

 

vermilion: Pixiv中について、貴方の一番人気を持つ作品は「断ち斬れ…!」です、閲覧数は十五万に超えた、人気炸裂です!この作品の作る感想、教えてください。

 

2D様: 「断ち斬れ…!」は描く前にイメージしていた完成系の通りに仕上げる事ができました。また、この絵を描いている時に個人的に迷いがあったので、それを断ち切りたいという気持ちを絵に込めました。非常に曖昧なものですが、そういった強い気持ち、自分の思いを込められたのがよかったのかもしれません。

 

vermilion: 彼女の腹で傷跡があります、でもここの傷跡は普段とは違って、現実感を着ているです(普段は一線だけ)。私はこの形が好きです。なぜ貴方はこの形で描くのか?

 

「断ち斬れ…!」の傷跡 普段の傷跡

 

2D様: 彼女の腹部の傷って縫合跡ですよね、自分にとって縫合跡はキャプテンハーロックの顔のあの傷のイメージが強いんです。子供のころに観たので強く印象に残っているんです。

 

vermilion: この背景は多くの染料をはね散らすです。前は白、左後は桃色、右後は青、そして後の左上はブラシで大きな「青色のX」を描けているです。スタイルは満点です。背景の作るお発想、教えていただけませんか。

 

2D様: 丁度この絵を描く時に自作のテクスチャを作っていたんです。画用紙に絵の具を垂らしたり、筆で描いたり。二刀流なので大きく画面を切り裂くイメージでテクスチャを作りました。背景はいろいろ試している最中ですね。これからもいろんなテクスチャを作って試してみたいです。

 


 

vermilion: 最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします。

 

2D様: 絵を描く事を生業にしている自分が、たくさんの方に絵を評価していただいている事、また絵を通じていろんな人と繋がれたのはとても幸せな事だと思います。今回vermilionさんとのインタビューもそのひとつだと思います。絵を描いていなければこんな機会はありませんでした。これからもいろんな表現方法を試しつつ一枚一枚、自分の納得する絵を仕上げていこうと思います。これからも2Dの活動を暖かく見守って頂ければと思います。ありがとうございました。

 

vermilion: 2D様お疲れ様です、ありがとうございます。